【様々な焼き物を美味しく作れる】スチコンで焼き物調理をする際のコツとは?

皆様はスチコンで焼き物調理は行いますか?
スチコンは、蒸気・温度を自由に変えられるので、焼く・蒸す・煮る・炊く・揚げる・煮るといった様々な調理が可能です。
中でも一番バリエーション豊かな調理が焼き物です。
今回は、単純なようで奥深い“焼き物”を美味しく賢く作るポイントをお伝えします。

スチコンで焼き物を行うメリット

スチコンで焼き物調理をすることによるメリットについてご存じですか?
スチコンには、以下のようなメリットがあります。

  • 効率的に焼き物調理ができる
  • 料理の仕上がりがよくなる
  • 安全な調理が可能に

ここではそれぞれのメリットについて詳しく見ていきましょう。

効率的に焼き物調理ができる

一般的に焼き物で使用するフライパン・グリドル・グリラーで調理するよりも、大量に調理ができます。
また、スチコンは庫内の温度や蒸気を一定に保つため均一な仕上がりです。そのため裏返す作業が不要となり労働力が削減できます。

▼ハンバーグレシピ

スチコンのコンビモードは蒸気を含むため熱量が大きく、通常に焼くよりも素早く調理ができるため効率的です。

料理の仕上がりがよくなる

庫内温度をコントロールすることにより、調理過程での失敗が減るため、料理の仕上がりがよくなります。
また、コンビモードにおいて蒸気を加えることにより、低い温度帯(100~150 ℃)でも素早く調理ができます。そのため素材の味や食感を逃しにくく、結果的に仕上がりがよくなるのです。
冷凍魚の調理でも蒸気で素早く調理ができるので歩留まりがよく、冷めても固くならずおいしく仕上がります。

安全な調理が可能に

手作業で焼くとなると微妙な火加減の違いや加熱時間の差により、加熱ムラが生まれます。
肉料理や魚料理の場合、中が生焼けの状態で提供すると、食中毒問題となる危険性もあるでしょう。
スチコンには芯温センサーが搭載されており、最適な焼き加減や中心温度がわかります。
中まで十分に加熱できるため、生焼けの心配もなく、細菌やウイルスに対し安全な調理が可能です。

▼丸鶏の塩焼きレシピ

スチコンで焼き物調理のコツ

スチコンで焼き物調理をおいしく仕上げるには、いくつかコツがあります。
ぜひ、参考にしてみてください。

高めの温度設定で予熱しておく

想定している調理温度よりも、温度を高めに設定して予熱しましょう。
これはスチコンの扉をあけた時の温度落ちを考慮するためです。
温度落ちを最小限に抑えるため、扉の開閉は速やかにおこなう必要があります。

料理によって風量を変える

スチコンでは食材に当たる熱風の量が調節できます。
通常の焼き物は2〜3の風量で調理すると良いでしょう。風量が強い方が、しっかりと食材に熱を加えられます。

なお、スポンジなどの焼き菓子類・卵焼き類・粉が舞いやすい食材の加熱は1の風量で調理するとよいです。
スポンジなどのデリケートな料理は、強い風により表面がなめらかに仕上がらない可能性があります。ケーキ類はあらかじめしっかりとメレンゲを作り、風量を1など弱めに設定することで、失敗しづらくなるでしょう。

肉類は温度を低めにする

肉類をスチコンで調理する際には、温度を低く(100~150 ℃)して焼くと歩留まりがよくなります。
ただし、低い温度帯は焼き色が出にくいのがデメリットです。
ハンバーグ等は事前にグリドルやフライパン等で両面焼き色を付けてから、スチコンで加熱すると最高の仕上がりになります。
スチコンのみで焼き色を付けたい場合は、200℃以上の設定をおすすめします。

蒸気量を増やしてヘルシーに

蒸気量を多くして焼くと油脂分が落ち、ヘルシーな仕上がりになります。
スチコンを使用することで、脂質の高い材料でもカロリーを抑えた健康志向な料理が作れます。
ただし、肉汁まで落ちるので、ジューシーな料理に仕上げたい場合は注意が必要です。

芯温センサーで仕上がりを調整する

ほとんどのスチコンは庫内芯温センサーを搭載しています。
芯温センサーを挿すことにより、仕上がりを細かく調整できるのもスチコンによる焼き調理のメリットです。
加熱前に芯温センサーを食材の中心部に刺しておくことで、加熱中の中心温度が確認できます。
こうすることで未加熱の防止はもちろん、オーバークック(焼きすぎ)も防げます。

隙間をあけてホテルパンに並べる

ホテルパンに食材を並べるときは、一度に詰め込みすぎないようにするのがポイントです。
食材に少し隙間を持たせて並べると、加熱しやすくなります。
特にお菓子やパンなどの料理は、加熱後に膨らむものが多いので、考慮してホテルパンに並べるといいでしょう。

また、ホテルパンにはあらかじめオーブンシートを敷いてから食材を並べると、ホテルパンの洗浄作業が楽になります。
オーブンシートを敷いて焼くことで、水分の蒸発が抑えられて軟らかく調理が仕上がるのです。
スチコン専用のオーブンシートもありますので、検討してみてください。

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その他のコツ

スチコンで卵焼きを作るときは、何も入れずに焼くと膨らむので、具材を入れて膨らみを抑えましょう。
料理に焼き色を付けたい場合は、庫内の蒸気に気を付ける必要があります。
加熱開始時に庫内に蒸気があると、焼き色が付きにくい傾向にあるためです。
最初の数分間は蒸気が無いホットモードで焼き、その後続けて蒸気を加えて焼くと、焼き色良く短時間で加熱が行えます。
また、漬け焼き等を調理する場合、アルコール類は一度煮きってアルコールを飛ばしてから使用しましょう。

焼き物に関するよくある質問

最後に、焼き物に関するよくある質問についてご紹介いたします。
スチコンを利用したいが、機能や使い方に疑問点がある方もいることでしょう。
ぜひ以下を参考にしてくださいね。

Q1:魚の切り身の、適した加熱方法を教えてください。

A1:魚を焼く際は、食材の状態・味付けをみて、加熱方法を決めましょう。

例えば、冷凍なのか冷蔵なのか、塩焼きなのかタレ焼きなのか、薄いのか厚いのかなどで調理法を変えます。

蒸気量や調理モード

冷蔵コンビモードのみ
冷凍ホットモードで加熱後、コンビモードに

冷凍魚で最初からコンビモードで加熱を行うと、魚に付着した蒸気が水滴となって表面を覆い、焼き加減に悪影響を及ぼします。
そのため、魚の表面温度が上がるまではホットモードで加熱を行い、次にコンビモードで加熱をおこなうようにしましょう。

また、厚みが極端に薄い切り身や、小魚の場合はホットモードのみの加熱をおすすめします。
コンビモードで加熱を行うと、焼き色がつく前に食材の加熱が完了してしまいます。
焼き色がつくまで加熱をすると、オーバークックになってしまうため、ホットモードを選択しましょう。

温度

塩焼き、素焼き260~300℃
タレ焼き200~220℃

使用する調味料が、焦げやすいか焦げにくいかで温度を決めます。
焦げやすいタレの場合は比較的低温でじっくり焼くのがおすすめです。
また、使用する魚の脂の乗り具合によっても、上記範囲内で温度を変えるといいでしょう。
脂の多い魚は温度低め、脂の少ない魚は温度高めに設定してください。

加熱時間

70gの切り身で想定した場合の加熱時間の目安は以下の通りです。

冷蔵(コンビモードのみで加熱)の場合大体10分前後
冷凍(ホットモード・コンビモードの2段階加熱)の場合ホットモード5分・コンビモード5~10分前後

いずれにせよ、中心温度が既定の温度になるまで、安全に加熱を行いましょう

▼冷凍魚の塩焼き

Q2:スチコンで綺麗な卵焼きを作るにはどうすればよいですか?

A2:卵焼きを作る際には蒸気量の調整が重要です。

スチコンで卵焼きを作るときは、じっくり加熱するために蒸気量は少なめ、温度低めで加熱しましょう。

蒸気量を上げすぎるとどうなる?

卵液が大量に入る卵焼きの場合、本来であれば素早く加熱を行うために蒸気量を100%に設定して加熱をしたいところです。
しかし、そうすると蒸気のチカラで素早く熱が伝わりすぎて、ボコボコに膨れ上がります。
スだらけの舌触りの悪い卵焼きに仕上がるだけでなく、硫化黒変がおこり、卵の色が悪くなってしまうのです。
65mmホテルパンにオーブンシートを敷いて、卵液を流して加熱します。

きれいな卵焼きを作るための手順

以下がきれいな卵焼きを作るための手順です。

  1. 卵に対して2%程度の油と、具材を入れた卵液を作成します。
  2. 65mmホテルパンにオーブンシートを敷いて、卵液を流し入れます。
  3. スチコンで卵液を加熱します。

【おすすめモード】

加熱モードコンビモード
蒸気量20~40%
加熱温度140~160℃
加熱時間25分前後
風量2

【調理のポイント】

  • 卵に対して、2%程度の油を入れると、きれいな焼き上がりになります
  • 具材を多く入れることで、膨らみを抑えてくれます
  • オーブンシートを使用すると、作業が楽になります

▼ねぎと生姜の出汁巻き卵レシピ

スチコンを使って効率的に美味しい焼き物料理を!

いかがでしたでしょうか。スチコンでの焼き物調理は、効率的なだけでなく、よりよい仕上がりで安全性の高い料理の提供が可能です。
使用する食材によって加熱モードや風量を調節することで、より完成度の高い調理もできます。

今回お伝えしたポイントをおさえれば、スチコンで美味しく賢く焼き物調理が行えるでしょう。
ぜひお試しください。

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