生産性向上と食の多様化を実現!?簡単操作で調理できるスチコンの特徴と使い方

スチームコンベクションオーブンは便利な厨房機器であり、「生産性向上」「簡単操作」「食の多様化」などの理由で多くの調理現場で導入されています。

しかし、スチコンは具体的に何ができるのか、どれくらいの人数分の料理を作ることができるのかなど、これから導入しようとお考えの方にとっては確認しておきたい点も多いことでしょう。

そこで今回はスチコンの特徴や気になる使い方などについて解説していきます。

何ができる?スチコンは色々な調理方法で食の多様化を実現

スチコンは熱風と蒸気を利用して加熱調理する機器です。

具体的には以下の3つのモードを使い分けることで合計7つの調理方法を可能としており、1台あれば新メニューの開発などの食の多様化を実現できます。

モード調理方法
ホットモード(30〜300℃)焼く 揚げる
スチームモード(30〜130℃)蒸す 茹でる
コンビモード(30〜300℃)煮る 炒める 炊く 焼く

1.ホットモード

ホットモードでは熱風で食材を加熱することで「焼く」「揚げる」の2つの調理が可能です。

焼く

焼く調理法は後述するコンビモードでも調理が可能です。

焼く調理法では「焼き魚」「チキンステーキ」「ケーキ」などのレシピを作ることができます。

揚げる

揚げる調理法では食材そのものに含まれる油を利用して調理することができ、「鶏の唐揚げ」や「白身魚のフライ」などを作ることができます。

揚げ物でも天ぷらの調理は出来ませんので、導入する際は注意しましょう。

2.スチームモード

スチームモードでは蒸気で食材を加熱することで「蒸す」「茹でる」の2つの調理が可能です。

蒸す

蒸す調理法はスチームコンベクションオーブンの代表的な調理法です。

庫内の蒸気量を高めることで「茶碗蒸し」や「プリン」などのレシピを作ることができます。

茹でる

スチコンでは茹でる調理法も可能で、「ゆで卵」や「温野菜」などのレシピを作ることができます。

3.コンビモード

コンビモードでは熱風と蒸気を組み合わせて食材を加熱することで「煮る」「炒める」「炊く」「焼く」の4つの調理が可能です。

煮る

鍋で食材を煮る際、食材をかき混ぜることによって煮崩れしてしまう恐れがありますが、スチコンでは食材同士が擦れることがなく煮崩れが起きにくいです。

スチコンの煮る調理法では「肉じゃが」「チャーシュー」「さばの味噌煮」などのレシピを作ることができます。

炒める

炒める調理では「焼きそば」「青椒肉絲」などのレシピを作ることができます。

熱風と蒸気を調節することで素早く食材の加熱をすることができ、食材の旨味を逃すことがありません。また、油を控えめにしてもホテルパンにこびりつくことが少ないので、ヘルシーに調理を行うことが出来ます。

炊く

スチームコンベクションオーブンでは炊く調理法も可能で、例えば「白ご飯」や「炊き込みご飯」などの炊飯も作ることができ、食の多様化につなげられます。

焼く

蒸気を加えながら焼くことで、「ハンバーグ」「魚のホイル焼き」「厚焼き玉子」など、素早く美味しく作ることが出来ます。

スチコンはサイズも色々!厨房に合ったサイズで生産性向上へ

スチームコンベクションオーブンは、家庭用のオーブンと同じくらいのサイズのものから、180cmを超える高さのものまで、大小様々なモデルがあります。

また1回の調理量についても最小で10人分、最大で800人分とサイズによって調理量も変わります。

  • お客様の回転率
  • 調理量
  • 厨房の広さ
  • 購入予算

導入するにあたって上記のような基準が考えられますが、人によって何を基準とするのかは異なるので、それぞれの条件に合わせて最適なサイズを選びましょう。

簡単操作で使いやすい!スチコンの使い方について

スチームコンベクションオーブンの使い方の手順について解説します。

スチコンの操作方法

製品にもよりますが、弊社のスチコンは液晶タッチパネルを搭載することで見やすいかつ簡単な操作性を実現しています。

  1. モード
  2. 加湿量
  3. 温度
  4. 加熱時間

上記の4つを設定するだけで使用することができ、使いやすい加熱調理機器になっているため、調理経験に左右されず均一な品質を保つことが可能です。

また、弊社のスチームコンベクションオーブンの場合はオリジナル250レシピを登録した「おまかせ調理モード」と「マニュアル調理モード」を搭載しています。

そのため、より簡単な操作での調理が可能となり、調理方法の違いによる煩わしさを限りなく減らしたスチコンとなっています。

全自動洗浄機能も

また弊社のスチコンには全自動洗浄機能を搭載しているモデルもあり、庫内の洗浄・リンス・乾燥を全自動で行ってくれます。

洗剤とリンスは専用品で食品添加物を原料とするなど、利用する方と食事をする方にとっての安心・安全を確保しています。

スチコンを導入して生産性向上と食の多様化を実現しましょう!

今回はスチームコンベクションオーブンの特徴や使い方について解説しました。

スチコンは作業の効率化を図るだけでなく、食の多様化を実現する万能な加熱調理機器として多くの厨房で取り入れられています。

1台あるだけで料理の幅を広げることができるため、提供メニューを増やしたい方はぜひ導入を検討してみてはいかがでしょうか。

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