★NEW　 平和台介護老人保健施設アバンセ 様

　東京都練馬区にある平和台介護老人保健施設アバンセは、平成12年10月に開設された介護老人保健施設だ。1日あたり約450食の食事を提供しており、常食・ミキサー食・ソフト食など、利用者一人ひとりに合わせた食事づくりを行っている。
　以前使用していた機器の故障をきっかけに、最新型のスチームコンベクションオーブンを導入。
　「焼き魚は焼きムラがないし、焼売は皮が乾かない。機器の立ち上がりも以前より早くなりました」と話すのは、管理栄養士の古西様と木村様。現在は主に蒸し物や焼き物の調理にスチコンを活用しており、スチコンで蒸した野菜を鍋で炒めるなど、作業効率の向上にもつながっているという。
　アバンセのおすすめメニューは、スチコンで柔らかく仕上げたさつま芋の甘煮。素材の甘さが引き立ち、利用者からも人気だ。
　現在アバンセでは月に2回は行事食やイベント食を実施しており、利用者が食事を通して季節や行事を楽しめる工夫を続けている。
　「今後はスチコンで茶わん蒸しやプリンを作りたいです。スチームの温度を細かく設定できるので、誰でも簡単に、きれいに仕上がりそうです」と今後の展望も語ってくれた。
　また、調理後のスチコン庫内洗浄作業では、15時までに調理が終わる日は「自動洗浄機能」、17時までかかる日はガス栓や換気を止めて洗浄できる「おかえり洗浄機能」を活用中。時間のない日でも効率的に作業できると好評だ。
　アバンセでは今後も行事食やイベント食を通して、利用者が食を楽しめる工夫を続けていく。