• 飲食店

• ガスレンジ・中華レンジ
• スチームコンベクションオーブン

目白駅前の目抜き通りを下落合方面に歩く事10分。一面を朱に彩られた外観がひときわ目を惹く。

「赤ワインのイメージでデザインしました。」こう話すのが、オーナーシェフの野澤けい子様だ。

シェフは、東京とフランスの複数のレストランで修業を重ねた後、凱旋。程なくカジュアルフレンチの同店を構えた。
「出店に当たっては苦労の連続でした。当初予定していた東中野から変更、紆余曲折を経て目白へ。躯体は設計段階でレイアウトを何度も練り直し、変更を重ねました。」
また、メニューの決定やワインのリストアップにはずいぶん悩んだそう。店名はフランス語で野菜の籠を意味する。シェフは野菜好きだとか。

2013年の12月にオープンすると、間もなくこの界隈で評判のレストランとなった。ランチは連日満席。時にはウェイティングも。三ツ星や二つ星レストランを渡り歩いて培われた本場の味と、柔らかな灯りに包まれた落ち着いた店内。盛況の訳は至ってシンプルだ。

おすすめは、自家製のテリーヌとカキのマリネ、オニオングラタンスープ。ワインセラーにはワイン好きのシェフがチョイスしたこだわりの逸品が並ぶ。厨房の加熱機器はスチコンとガスレンジ、サラマンダー。コメットカトウ製の電気スチコンCSI3-E3では、主にシフォンケーキ、タルト、プリン等のデザートを調理している。料理を一人で賄うため、忙しい上にお客様への気配りが大変だと語る野澤シェフ。しかし言葉とは裏腹に笑顔がのぞく。